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日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
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陸上競技の講習会のお手伝いをさせていただきました。
その時の様子や感想をメモしておこうと思います。

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《講習会の様子》
ジュニアからマスターズまでの幅広い年代が一堂に会した講習会です。
内容は、以下の通りでした。
  • 短距離・ハードル・幅跳び・跳躍・中長距離・やり投げなどのブロックに分かれての実技講習会
  • 記録会
今後、隔月で定期的に行われるそうです。

私の担当はハードルで、参加者は小学生2人・高校生2人・マスターズ(40代?)1名。
当日のハードル担当コーチは2人。
私は高校生、もう一人の方は小学生とマスターズ、という分担でした。
高校生は二人とも男子で、一人は400mH、もう一人は100mがメイン種目とのことでした。
自分の幅を広げるために、受講してくれたそうです。

というわけで、ハードルのセッティングは高さ91.4cm(男子400mHと同じ高さ)、インターバル(ハードルの間隔)は9.14m(正規の110mHの間隔)から適宜2~3足長分短縮としました。

二人とも日頃からずいぶん熱心に練習しているようで、今回の講習会でもとても積極的で好感を持ちました。

《感じたことなど》
身体が硬い。ハードリングではディップ(前傾)が重要な為、静的・動的に股関節やハムストリングスの柔軟性がほしい。
ハードルを使ったドリルでは、リード脚・抜き脚の動きを意識していた。
ドリルでは、「踏み切る時・リード脚が接地する時・抜足が接地する時にしっかり脚に乗り込んでいって加速する意識を持とう」と指導した。
空中でハードリングが一瞬止まる。ハードリング姿勢のまま浮いている感じ。為末選手は「空中では休んでいる」と言っていたが、それとはちょっと意味が違うような気がする。彼らは二人とも、空中で固まっているのだ。
ハードリングの空中動作を意識しているようなので、ドリルと同じく「加速する意識を持とう」と指摘した。
実演して見せたものの、いかんせん、キレがない。(あたりまえか・・・)
自分のイメージや感覚を、他人に伝えることは難しい。同様に、他人がどのような感覚でやっているかを感じることも難しい。
「感覚を共有する」ことが出来る人が、良い指導者なんだろうなぁ。

最後に二人には、ハードルは数をこなしていくしかない、ということを提案。
走力不足を気にしているようだけど、ハードルの練習をすることで、良い走りも身につくのでは?と思う。
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スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。

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1971年生まれ 男
元陸上競技400mハードラー

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