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日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
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3月に引き続き、4回目(過去の教室・・・・・1回目 2回目 3回目
後半には電気計時による100mタイムトライアルが予定されていた。
ところが開始後30分くらいで冷たい雨が降ってきたが、それでもガンバリました。
今回は高校生に400mHの指導をしました。

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マンツーマンでの指導。
高校3年生で、これから400mHに挑戦してみたいとのこと。ただ、まったく初めてではなく、何度かレースにも出たことがあり、タイムは64秒くらいということだった。
そこで、今回は、歩数とリズムをしっかり体で覚え、ブレーキをかけずにハードルを越えて行けるための練習をやってみた。

まずは直線で3台を繰り返し。
インターバルは正規の距離(スタート~1台目 45m、2台目・3台目は35m)。高さも正規のミドル(91.4cm)。
本来はスタートはコーナーだが、1台目を加速しながら越えていくイメージで走れるようになるため、まずは直線で自分のリズムを覚える。
彼は1台目までは25歩が無理なく行けそうだったので、何度やっても25歩でぴったり踏み切れるように、ハードルとの距離感をつかむことがねらい。ハードルの直前でチョコチョコッとあわせるのではなく、手前から微調整しながら、加速しながら越えていくイメージで走ってほしい。
インターバルは16歩か17歩で走っていた。彼は左右どちらでも同じような感覚で踏切れるので、それはぜひ生かしたい能力だと思う。
インターバルの歩数が毎回違っていたが、ハードルを越えた後の接地が「カックン」してしまうことがあるので、スムーズに「越えていく」ようになることが課題か。

5~6本直線をした後は、本来のコーナーからのスタートをやってみた。
疲れもあって、歩数が安定せず、ハードル直前でちょこちょこあわせてしまっていた。
これも3台目までを5~6本したあと、ラスト1本は5台目(200m付近)まで走ってもらった。
ここで意識してもらったのは、
「何本も走った後なので、歩数は何歩でもいいから、ハードルとの距離感をつかみ、ブレーキをかけないように走り切ろう」
ということ。
結果は・・・・・・何とか「完走できた」という感じだった。

雨と強風の中、短い時間だったけど、久しぶりの「ヨンパー」で、自分も楽しかった。
時間がなく、十分に話せなかったけど、おそらく彼は、走りながら歩数を「1・2・3・4・・・・数えているのだと思う。
だからリズムがつかめないのだろう。
ではどうするか。
「たたたたたたたたたたたたたたたっ!」と数ではなく「た」で刻むのだ(ちなみにこれは15歩のリズムで、「たっ!」で踏み切る)。
数を数えていると、どうしてもリズムが遅くなってしまう。

今度機会があったら、こういうことも伝えたい。
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【このブログについて】
スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。

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1971年生まれ 男
元陸上競技400mハードラー

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