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日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
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前回の記事(http://karadaforsports.blog.shinobi.jp/Entry/294/)で、子供たちの100m走での前半・後半のタイムを提示した。
そこで「何に注目するか、それをどう解釈し、どう活かすのかが問題である。」とエラソーに書いたので、どうしたらもっと速くなれるのかを考えていきたい。

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まず、前半・後半のタイム比較で考えたことは、後半のスピードダウンを抑えればもっと速くなれるのではないかということ。
11月の試合では強い向かい風の影響で、後半が全く走れていないという印象だった。
その前の9月のタイムトライアルでは、それなりに後半走れていた子もいたと思う。
そこで、後半走れていたかどうかを判断するために、前半と後半のタイムを100mのタイムに対する比率で表してみた。

 

total
(sec)
0-50m
(sec)
50-100m
(sec)

(m)
前半比 後半比
S・K(9/8) 4 16.30 8.34 7.96 ? 51.17 48.83
S・K(11/5・予) 4 16.69 8.34 8.35 -2.0 49.97 50.03
S・K(11/5・決) 4 15.99 8.13 7.86 +1.0 50.84 49.16
H・M(11/5) 4 17.49 8.84 8.65 -2.0 50.54 49.46
Y・K(9/8) 4 17.77 9.25 8.52 ? 52.05 47.95
Y・K(11/5) 4 18.15 8.98 9.17 -4.0 49.48 50.52
A・M(9/8) 4 18.11 9.23 8.88 ? 50.97 49.03
A・M(11/5) 4 17.55 8.75 8.80 -1.8 49.86 50.14
S・YU(9/8) 4 19.82 10.02 9.80 ? 50.55 49.45
S・YU(11/5) 4 19.75 9.56 10.19 -3.1 48.41 51.59
K・K(9/8) 4 17.01 8.85 8.16 ? 52.03 47.97
K・K(11/5) 4 17.12 8.66 8.46 -2.4 50.58 49.42
O・R(9/8) 4 18.02 8.91 9.11 ? 49.45 50.55
O・R(11/5) 4 18.91 8.25 10.66 -4.7 43.63 56.37
E・M(9/8) 4 16.94 9.04 7.90 ? 53.36 46.64
E・M(11/5) 4 17.49 8.78 8.71 -2.9 50.20 49.80
T・H(9/8) 4 17.80 8.92 8.88 ? 50.11 49.89
T・H(11/5) 4 17.83 8.73 9.10 -2.2 48.96 51.04
F・R(9/8) 4 16.39 8.51 7.88 ? 51.92 48.08
F・R(11/5) 4 16.96 8.47 8.49 -3.3 49.94 50.06
O・A(9/8) 5 16.49 8.79 7.70 ? 53.31 46.69
O・A(11/5) 5 16.67 8.45 8.22 -1.3 50.69 49.31
I・M(11/5) 5 16.11 8.22 7.89 -2.2 51.02 48.98
H・S(11/5) 5 16.90 8.34 8.56 -3.5 49.35 50.65
H・N(11/5) 6 15.44 7.83 7.61 -3.5 50.71 49.29
K・A(11/5) 6 16.45 8.44 8.01 -3.9 51.31 48.69
T・N(11/5) 6 15.59 7.64 7.95 -4.5 49.01 50.99
S・YA(11/5) 6 15.96 8.06 7.90 -3.3 50.50 49.50
A・T(11/5) 6 16.68 8.44 8.24 -3.6 50.60 49.40
N・T(11/5) 6 15.82 8.20 7.62 -2.8 51.83 48.17
G・R(11/5) 6 15.58 7.73 7.85 -3.5 49.61 50.39

全体として前半:後半が49~52:51~48と言う感じかな。
残念ながら小学生のデータがないので、これが平均的なのか、悪いのか良いのか良くわからない。

しかし、後半が鍵なのだということはおぼろげにわかってきた。
子供たちの走りの評価も、100mのタイムだけでなく、その過程も思った以上に重要であるらしい。
S・Kさんはチーム唯一の決勝進出を果たし、評価も高いが、E・MくんやO・Aさんの方が内容が良いという見方もできる。
例えばこの2人はスムーズな加速をすることを重点に練習すればより効果的かもしれない。
逆に、S・Kさんは後半の走りを改善することで、さらに記録を短縮することができるかもしれない。

陸上をやっている人にとっては何をいまさら、という内容かもしれないが、子供たちが今何を身につけなければいけないかをはっきりさせるため、もう少しこのデータを見て行きたい。
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【このブログについて】
スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。

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1971年生まれ 男
元陸上競技400mハードラー

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