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日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
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私の息子は中学一年生で、野球部に入っている。
昨日、市の一年生大会なるものが開催され、息子の入学以来初めて観戦に行ってきた。

拍手[4回]


息子は8番ファーストで試合に出してもらい、試合は4対3で辛くも逃げ切った。
野球の素人である僕は、その試合内容に関してあれこれ言えないのだが、どうにも気になったことがあったので、ここに書いておく。
まあ、その、自分の子供のことなので、感情的な部類に入る記事になってしまっていることを予めお断りしておく。

両チームとも、監督(中学校の先生?)の試合中の叱責がものすごい。
「もっと考えてやれよ!」とか「何やってんだ!」とか、そういう類のことを、指導ではなく「怒鳴る」のだ。

僕は小学生の時、少年野球チームに入っていた。
兄や友達が入っていたので何となく、という程度の動機である。
で、怒鳴られるのが嫌ですぐにユーレイ部員となり、いまだに野球はあまり好きでない。

その頃からあまり進歩していないのだなぁ、と悲しくなった。
試合中に「考えてプレーしろ!」というのを聞くと、そういう練習を普段からしているのか?と逆にツッコミたくなる。
こういう場面ではこうしようとか、そういうすり合わせもなしに自分で判断しろなんてありえない。
試合中に言われてできるくらいなら、最初からそうしている。

以前少しだけ練習を見たことがある。股関節ドリルとか最新(風)の練習をしていたが、個々の技術や体力が上がれば野球が上手くなると考えているとすれば、あまりに勉強不足である。

ヒットエンドランというプレーがある。
それについても、僕はどういう場面でどのように選択される作戦なのかよくわからないのだが、そのサインが出るとバッターは何が何でも打たなければならないらしい。
で、空振りするとバッターは「何やってんだ!」と叱られる。
僕は思うのだが、大体、必ずバットに当てるという前提を設定すること自体が間違っていると思う。
必ずバットに当てられるくらいなら、だれも三振なんかしない。
当てたくても当たらないバッターがいるのに、「必ず当てろ」というのはヘンである。
それなら「必ずバットに当たる」バッターに対してのみ、その作戦を実行しなければならないのではないだろうか。
バットに当たらないかもしれない選手に対し、バットに当てることを大前提にした作戦を指示する方が間違っていると思うのは、僕が素人だからなんだろうけど。
また、さらにヘンなのは、その場面では守備側も「ヒットエンドランがくる」と思っているということだ。
それはもはや、「作戦」といえるものなのだろうかと、これまた素人としては疑問である。
この場面ではエンドランでしょ、という「暗黙の了解」的なものを感じてしまう。

僕は小学生の頃の嫌な思い出があって、大人数でのボールゲームというのは苦手である。
だから陸上が好きなのだ。
陸上の試合では、自分の力を出し切ることに集中できる。
試合という特別な場の力を借りて、眠っていた力を目覚めさせることができる。
日々、自分の成長を感じることができる。

もし、この記事を野球関係の方が読まれて気を悪くされたらごめんなさい。
ただの言掛かりですので、鼻で笑ってスルーして下さい。
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【このブログについて】
スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。

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1971年生まれ 男
元陸上競技400mハードラー

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