ＳＣＴミニバスケットフィジカルサポート（008）

２００７．１２．１８　１７：００～１９：００
今日も前半１時間をもらいトレーニング。今日は最初からＹコーチ登場。メインのコーチがいるとピリッとします。Ｙコーチの視線を感じつつ、緊張感を持ってやりました。
今日の課題はいつもどおりの、１．子供たちと打ち解けること　２．子供たちの得意不得意を観察すること　３．バスケットの動きをよく見ること　４．弾むこと　でした。
参加者１６名。

今日も「どうしたらスムーズに動けるか、姿勢や力の入れ方などを自分で工夫してみよう」と声をかけてみました。

《ねらい》
「弾む」感覚を体感する。

１．アップ
コートの周りをジョッグ（３周）と全員でストレッチ体操

２．トレーニング

ヒコーキ腹筋

いつもどおりの方法で、２０秒間×１

ごろ寝

横向きに寝て肘と足で身体を支え、お尻を浮かし、身体をまっすぐに保つ。出来れば上側の脚を軽く浮かす。２０秒間×左右各１

うつぶせ

うつ伏せで肘を胸の前で床につき、肘と足先で身体を支え、お腹や膝を浮かし、身体をまっすぐに保つ。出来ればどちらかの足先を軽く浮かす。３０秒間×１

 

３．ラダートレーング

両脚ホップ

ひとマスずつ両脚ホップで進む。弾むことを強調。

ケンケン　ジグザグ

片脚ケンケンでジグザグに進む。弾むことを強調。どうしたら動きやすいか、自分で工夫することを繰り返し強調した。

シャッフル　前進・後退

素早く脚を踏み換える。横に１歩踏み出すので、ケンケン同様、どうしたら動きやすいか、自分で工夫することを繰り返し強調した。

クロスシャッフル

リズムはシャッフルと同じで、外に踏み出す足を内側の脚にする。

ツーバウンド・ラン

ラダーのマスの中で片足で２回トントンと軽くバウンドし、脚を踏み換えながら次のマスに進む。脚に胴体が乗る姿勢を作ることができる。空中で脚を入れ替えることを意識する。

トロッティング

ツーバウンド・ランでやった、空中で脚を入れ替える感覚を残してバウンドせずに１マスずつ進む。前へバウンドしながら進む感覚をつかむ。

４．ランニングトレーニング

トロッティング→ランニング

ラダーでやったトロッティングから徐々にスピードを上げていく

ジグザグ走リレー

コートのタテを使ってリレー。１回目は、往路は前向きジグザグ・壁をタッチして復路は後ろ向きジグザグ、２回目は往路は直線ダッシュ・壁をタッチして復路は前向きジグザグ

５．ドリブル練習やシュート練習など　（Ｙコーチに交代）

《雑感》
弾む感覚に少しなじんでくれたみたい。トロッティングからランニングにつなげていくときは、みんなサマになっていた。
バスケットのプレー中の動きとはちょっと違うかもしれないけど、ダッシュなどで脚を入れ替える感覚は同じはず。
トロッティングはランニングのベースとなる動きだと思うので、しつこくやっていきたい。
ジグザグ走もリレーにしたら、みんな真剣に走った。いい動きしていた。同じメンバーなのに、１回目と２回目は順位が変わったところが面白い。
ジグザグ走が苦手でも一直線のダッシュが速い子がいたのだ。

《次回に向けて》
次回も飽きさせないように、「ちょっと難しいけど、なんとかできそう」というレベルのトレーニングを考えること。
バスケットに必要なステップにつなげるための、「足の運び」を意識できるもののアイデアを考えること。
バスケットでは、特にランニングシュートのとき、横のスピードを縦の高さに変換することが必要で、バスケは膝に負担がかかる、とＹコーチが教えてくれた。
言われてみればその通り。負荷の低いジャンプトレーニングなどで、徐々に補強していくことも必要だろう。