今日も前半1時間をもらいトレーニング。だんだん子供たちも自分を出してくるようになりました。
今日の課題はいつもどおりの、1.子供たちと打ち解けること 2.子供たちの得意不得意を観察すること 3.バスケットの動きをよく見ること に加え、4.弾むこと でした。
参加者20名。
今日は「どうしたらスムーズに動けるか、姿勢や力の入れ方などを自分で工夫してみよう」と声をかけてみました。
《ねらい》
「弾む」感覚を体感する。スピードに緩急をつけ、スムーズなターンをする。
1.アップ
コートの周りをジョッグ(3周)と全員でストレッチ体操
2.弾む体験
2人1組で行う。実施者の後ろにパートナーが立ち、実施者はポンポンとその場で弾む。パートナーは実施者の両肩を軽くドリブルのように押し、反動を手助けする。
膝や足首の曲げ伸ばしを使わなくても、身体を固めることで弾むことが体感する。
3.ラダートレーング
- クイックラン
- ひとマスに1回脚をつき、駆け抜ける。膝を高く上げなくてもよいので、できるだけ素早く足を踏み換えることを意識する。
- 両脚ホップ
- ひとマスずつ両脚ホップで進む。弾むことを強調。
- シャッフル 前進・後退
- 素早く脚を踏み換える。横に1歩踏み出すので、スムーズにやるためには次の動きに先行した身体の使い方をしなければならない。どうしたら動きやすいか、自分で工夫することを繰り返し強調した。
- ケンケン 前後・ジグザグ
- 弾む感覚で行う。前後はラダーに対して横向きに立ち、片脚で出たり入ったりして進む。ジグザグはラダーに対して前向きに、片脚でケンケンして右外-中-左外-中-右外・・・・とジグザグに進む。
いずれも、脚と胴体の位置関係の作用を体感できる。シャッフルと同様、どうしたら動きやすいか、自分で工夫することを繰り返し強調した。
- ツーバウンド・ラン
- ラダーのマスの中で片足で2回トントンと軽くバウンドし、脚を踏み換えながら次のマスに進む。脚に胴体が乗る姿勢を作ることができる。
空中で脚を入れ替えることを意識する。
4.ランニングトレーニング
いつもの小マーカーの数を増やし、さらに大コーンを用意した。
- ジグザグ走
- 小マーカーと大コーンをランダムに配置し、ジグザグに走る。大コーンを触らないように注意する。前向き・横ギャロップ。
- ジグザグ・ターン走
- マーカー・コーンはジグザグ走と同じセッティング。小マーカーはよけてジグザグに走り、大マーカーは周りを1周する。前向き・後ろ向き。
5.トレーニング
- ヒコーキ腹筋
- お尻を床につけ、V字になり、お尻だけでバランスをとる。ヒコーキのように両腕を広げる。今日は30秒間×2。
腕を広げるのは、上体の重心を頭寄りに持っていき、さらに左右のバランスをとるため。頭の後ろで組まないのは、胸鎖乳突筋など、首の強化のため。やっている途中に脚や頭や腕をつついてバランスを崩し、イジワルをする。
6.1対1や3対3など (Yコーチ仕事の都合で欠席・Nコーチに交代)
《雑感》
弾む感覚を強調したら、脚が疲れたみたい。そりゃそうだ。
ランニングトレーニングでは、ちんたらやっていたので、前のグループが少し進んだらすぐに次のグループをスタートさせ、「抜かせー」とあおると、みんなスピードが出るようになった。
3対3では、最初はボールにみんなが集まるニワトリバスケ。Nコーチと二人で「仲間を使えー」とか「3人でやれー」とかヤジを入れ、出番待ちの子達には「待っている間に作戦会議したら?」と投げかけると、けっこう真剣に話し合っていて、連係プレーも少しずつ見られるようになった。
きれいにパスがとおりシュートも決まったことが一度だけあった。感動的。子供たちもうれしそうだった。
1年生から6年生がごちゃ混ぜのチームなので、基本的なボール扱いのレベルがぜんぜん違うのが、ちょっと問題かも。
《次回に向けて》
次回も飽きさせないように、「ちょっと難しいけど、なんとかできそう」というレベルのトレーニングを考えること。
バスケットに必要なステップにつなげるための、「足の運び」を意識できるもののアイデアを考えること。
低学年の子達のボール扱いが上達するような練習をフィジカルトレーニングと一緒に出来ないものか。
スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。
【管理人について】
1971年生まれ 男
元陸上競技400mハードラー
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