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日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
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以前「小学生にとって全国大会とは」というエントリを書いた(http://karadaforsports.blog.shinobi.jp/Entry/244/)。
それに対し、「拍手」とともに、次のようなコメントをいただいたので、それについて考えてみたい。

拍手[0回]


『全国小学校上位者がその後、順調に伸びていくなら意味もあるがその時だけの子もたくさんいる。そして陸上をやめる。その後やれるスポーツも限られてきて、 小、中と全国大会出場のためにがんばってきた陸上の時間が無駄ではないが無駄に感じてくる。実際小学校チャンピオンがオリンピックに出場した話を聞いたこ とがない。』

まず、小学生にしろ中学生にしろ、その年代での全国大会出場や入賞というのは、その時点で同年代との比較でしかない。
今年のチャンピオンが来年も再来年もチャンピオンになれるかどうかは約束されていないのだ。
だからといって、今年のチャンピオンが来年はチャンピオンになれないと決まっているわけでもない。
「小学校チャンピオンがオリンピックに出場した話を聞いたことがない」というのはこれまでの話であって、今後も「小学生でチャンピオンになった子はオリンピックには出れない」ということでもない。

要するに今日の結果はあくまでも今日だけのものであって、明日は状況が変わるかもしれないということだ。

小学生時代での全国チャンピオンはオリンピックに出れないというのであれば、それはなぜだろうか。
どこで、どのようにして「ただの人」になってしまうのだろうか。
そういうことを検証し、早い時期から頭角を現した子を埋もれさせないという努力も必要だと思うのだがどうだろう。
(『「ただの人」でいいじゃないか』という意見もあると思うが、それは生き方や価値観の問題になってしまうので、今回はそれについては触れない)

さて、この小学生の全国大会のことを考えるきっかけになったリレーチームのことである(http://karadaforsports.blog.shinobi.jp/Entry/241/)。
先日の県の選考会で、見事全国への切符を手にしたようだ。
「全国大会に出場した」という親や指導者の自己満足で終わらないように、子供たちにとって有意義な体験となるように願っている。
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スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。

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1971年生まれ 男
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