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日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
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速く走るということは、「なるべく早くゴールに着く」ということだと以前書いた(http://karadaforsports.blog.shinobi.jp/Entry/207/)。
当たり前のことだけど、それを少し整理してみた。


拍手[1回]


以前、横軸に距離、縦軸に速度をとってこのように考えていた(http://karadaforsports.blog.shinobi.jp/Entry/134/)。
だけど、最近は下の図のようなイメージを持っている。
runtime001.GIF
横軸が時間で縦軸が距離。上の青いラインがゴール。
黄緑のラインが現在地。
スタート0.1秒後には何メートル地点にいる、0.2秒後には・・・・という点をプロットしたらこうなるだろうという図である(ただし、線の傾きや形はテキトーにフリーハンドで書いている)。
黄緑のラインが青いラインに到達したらゴール。
速く走るためには、黄緑のラインの到達点を出来るだけ左側にしたい。
つまり、「なるべく早くゴールに着く」のである。

なるべく早くゴールに着くためには、短時間で大きく進む、つまり走る速度を上げなければならない。
結局のところ

ピッチ(歩/秒) × ストライド(m/歩) = 速度(m/秒)

に行きつくのだが、なぜ http://karadaforsports.blog.shinobi.jp/Entry/134/ の図ではだめなのか。
それは、走ることは移動することだからである。
そして、移動にかかる時間を短縮するのが速く走る練習である。
大切なのは移動距離とその所要時間なのであって、速度とはそれらの関係を表す指標に過ぎない、と言っては言い過ぎだろうか。

ところで、ヒトのピッチは、大人も子供も大体一緒で、4~5歩/秒であるという。
ということは、速く走るためには最終的にストライドを伸ばすしかないのではないかと思うのだ。

とどのつまり、速く走る練習とは、出来るだけ速いリズムで一歩一歩大きく進むということを、ひたすらやっているのだ。
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スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。

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1971年生まれ 男
元陸上競技400mハードラー

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