私たちを邪魔しているものは、「無いものねだり」なのかもしれません。
もっと身長があったら・・・・
もっとバネがあったら・・・・
もっと筋力があったら・・・・
もっとスタミナがあったら・・・・
もっと練習時間があったら・・・・
もっと良い指導者がいたら・・・・
もっと良いグラウンドがあったら・・・・
もっと才能があったら・・・・
もっと個性があったら・・・・
求めれば得られるものなのか、求めても仕方の無いものなのか、をきちんと見極め、割り切らねばなりません。
私たちはスポーツに限らず、生活の全てにおいて、こういう「無いものねだり」をしているのではないでしょうか。
やるべきことは一つだけ。
「今ここにあるものでなんとかする」ということです。
理想の姿とかあるべき姿を描き、それと自分との違いを一つ一つ挙げていけばキリがありませんし、意味だってありません。
歌の歌詞にありましたが、ピアノもなく弾く腕もないのに「もしもピアノが弾けたなら・・・」と言ったってどうにもならないのです。
そうではなく、「自分」という交換不可能な素材をどう活かすか、というように考えれば、結構面白いと思います。
良いところも悪いところもひっくるめて「自分」なのであり、それをどう有効活用するかという方策の一つが「邪魔モノを取り除く」ということなのだと思います。
では、悪いところを直すこととどう違うのでしょうか。
私は、悪いところがあっても「邪魔をしていなければいい」と思っています。
「邪魔モノ」は一つ取り除くとまた違う邪魔モノが見えてきます。それを取り除くとまた別の・・・・。
そうやって「あるものでなんとかする」ことを繰り返してきたことの結果が「自分のスタイル」なのです。
自分のスタイルを確立しようと「無いものねだり」をすると、結局自分を失うのです。
スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。
【管理人について】
1971年生まれ 男
元陸上競技400mハードラー
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