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日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
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僕は今、新しい挑戦をしています。
現役時代は陸上の400mHをメイン種目としていましたが、マスターズ大会で混成競技に挑戦することにしました。

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来年の初夏にある大会で5種競技に出ることを目標にトレーニングをしています。
5種競技は、200m・走り幅跳び・やり投げ・円盤投げ・1500mを一人でこなす競技です。

その手始めに、走り幅跳びにエントリーしてみました。

ずっとトラック種目をしてきた僕は、実はフィールド種目や十種競技に興味があったのですが、挑戦できませんでした。
マスターズ陸上という気楽さ(?)も手伝って、思い切ってエントリーしてみたのです。

練習内容は、ひたすら助走と踏切の練習を繰り返しです。
練習に充てられる時間が限られていますので、技術練習に絞ることにし、助走の歩数や距離などいろいろ試しました。
走り幅跳びの面白いところは、助走のスピードと踏切技術がマッチしていないと良いジャンプができないところです。
どんなにスピードを上げて助走しても、しっかり踏み切れなければ記録は伸びません。

自分がコントロールできる範囲で助走し踏み切る。
その「範囲」を徐々に広げてゆく意識で練習を重ねるにつれ、不思議なことに、だんだん身体が出来上がってくるように感じています。

フィジカルトレーニングが不要だ、ということではありません。
しかし、ただひたすらフィジカルを強化することで記録を向上させようというのは、あまりにも力任せなのではないかと思うのです。

僕がいま漠然と描いているイメージは、「きちんとテーマを持って練習を重ねた結果、身体がそれに適応してくる」というものです。
僕は両脚のアキレス腱を痛めて現役続行をあきらめました。
ケガをしたということは、間違った力の使い方を長期間にわたり、強引に続けてきたということなのかもしれません。
今は、自分の力を有効に利用することをメインテーマに練習すれば、自ずとパフォーマンスも上がり、ケガもしにくいのではないか、と考えるようになりました。

フィジカルトレーニングなしにパフォーマンス向上はあり得ないのか?
技術練習をすることでフィジカルも自ずと強化されパフォーマンスが向上するのか?

ちなみに、今の僕は、「次の試合では5m50cmを越えたいものだ」、というとても低いレベルです。
しかし、自分の身体で実感しつつ、子供たちの指導にも取り入れていくというのは、とても楽しい作業です。
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【このブログについて】
スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。

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1971年生まれ 男
元陸上競技400mハードラー

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