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日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
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SCTミニバスケットボールクラブキッズ陸上クラブでの私のトレーニングメニューの決め方は、正直”フィーリング”が大部分を占めます。もちろん、あらかじめ大体のイメージはしておきますが、子供たちの雰囲気や暑さ・寒さなどを現場で見てから最終決定します。
自分自身の頭の中を整理するためのメモとして、ここに書いておこうと思います。

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まずは、おおざっぱな方向性を決めます。それは次の3つです。
  1. 神経系への刺激中心
    コオーディネーショントレーニングなどのように、複雑な動きを行う。肉体的な負荷はあまり求めない。
    例:三色ケンケン・ラダーなど
  2. フィジカルへの刺激中心
    パワーや持久力などへの刺激をメインとし、動きはあまり複雑でなくとも良い。
    例:ジグザグ走・エンドレスリレーなど
  3. 神経系・フィジカル両面への刺激
    高い身体的負荷とコオーディネーション能力への刺激を同時に与える。
    例:ねことねずみ・コーン倒しゲームなど
ただ、これらの要素は互いに関連していて、しっかり区分できるものではありません。
全力で走る”エンドレスリレー”も「全力をだす」という神経的な要素も含まれています。
また、神経系のトレーニングもやり方によってはフィジカルへの刺激ともなります。
だいたい、神経系とフィジカル系とを分ける、というのも自分で書いていて疑問です。

狙う要素を単独にするか複合させるか。

上記1.2.3.をできるだけ毎週変化させて行いますが、そうでないときもあります。
子供たちが集中していないと感じたら、フィジカル系トレーニングを中心にやり、とにかくダーッと走らせたりします。
子供たちが疲れているなと感じたら、神経系トレーニングを行い、気分を盛り上げます。

ですが、いちばん子供たちが真剣になるのは3.です。
「ねことねずみ」や「コーン倒しゲーム」では動きが違います。
「ちゃんとやれー!」といわなくても真剣にやります。
遊びの要素が含まれているからでしょうね。

「君たちのためになるから」という説得は、子供は受け入れてくれません。
子供たちは「楽しいかつまらないか」の判定をするだけです。

「トレーニングの要素をもった遊び」と「遊びの要素をもったトレーニング」は、そのどちらも必要だと思います。特に小学生低学年では、この2つをうまく使って、知らず知らずのうちにスポーツが得意になっていくというのが理想だと思うのです。

まだまだ勉強せねば。
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【このブログについて】
スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。

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1971年生まれ 男
元陸上競技400mハードラー

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