日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
「ソーシャルベンチャー」という起業の考え方がある。
「社会の問題を事業を通じて解決する」というものだそうだ。
その際、事業なので当然利潤があがるが、利潤はあくまでも事業の結果であり、目的は社会問題の解決なのである。
「社会の問題を事業を通じて解決する」というものだそうだ。
その際、事業なので当然利潤があがるが、利潤はあくまでも事業の結果であり、目的は社会問題の解決なのである。
つまり、それは社会の望むものと自分の仕事とがマッチして、なおかつそれで食っていけるということなのだ。
自分は何をしたいのか・自分には何が出来るのか・それが社会にどう必要とされているのか、という3つの歯車がかみ合えば、質の高い仕事ができ、人生も充実しそうだ。
書評家の目黒考二の「酒と家庭は読書の敵だ」という本に、次の記述がある。
「自分がしたいことを仕事として成り立たせる」といっても、それが到底、人様の役に立ちそうもないことなら、やっぱり無理なのだ。
どーーーしてもやりたいことがあって、それで食っていきたい、という強い動機のある人が、パイオニアとなって、新たな仕事を創り出すこともあるが、それは特殊な例。
一般人は、結局、星の数ほどある仕事のうち、興味があって自分にもできそうだな、と思う仕事に落ち着くのだ。
で、「ま、好きな分野の仕事だし、それで食っていけるんだし、ま、いいか」と今日も平和に日が暮れていくわけだ。
僕は今、スポーツ関連の仕事をしている。
一度転職してからの仕事なので、時々以前の仕事と比較するのだが、圧倒的に今の仕事の方が楽である。
なんといっても、会社がものすごくルーズなのだ。
以前にも書いたが、誰がどんな仕事をしているのか、誰もしっかり把握していないというかなり自由な職場風土なので、自分のやりたいことを優先的にやって「コレも仕事のうち」と本人が言えば仕事だと思われてしまう。
ただ、スポーツは「あったらいいけど、なければないで、特に困らない」というものなので、今の仕事が世の中の風向きひとつでどうにでもなってしまうというぼんやりした不安をいつもかかえていなければならないのはキツイかな。
今まで、仕事について自分の考える過程をダラダラと綴ってきて気が付いた。
自分には強さが欲しいのだ。
組織に依存せず、自立できる強さが。
仕事を、野生動物が狩をすることに例えるのは、自立願望の現われなのかもしれない。
でも、自立願望といっても、ホントに独立起業する度胸も才覚もないので、結局今のまま、なんだろうなぁ。
これまでの記事 第1回 第2回 第3回 第4回
自分は何をしたいのか・自分には何が出来るのか・それが社会にどう必要とされているのか、という3つの歯車がかみ合えば、質の高い仕事ができ、人生も充実しそうだ。
書評家の目黒考二の「酒と家庭は読書の敵だ」という本に、次の記述がある。
~以下引用~そうなのだ。
「それに実は、本を読んだり集めたりすることにそれほどの執着もしていない。本を読むよりも、本を収集するよりも、実は本を外から見ていることが 好きなのである。毎日書店に通って本の顔を見るのが好きなのだ。どんな本が出ているのか。どんな体裁なのか。そういうことを確認するのが何よりも愉しい。
無人島に持っていく本、というテーマがあるが、私の場合は持っていかなくていいのだ。毎日、無人島の前を新刊がダンボールに乗って流れてくれば いい。それを私は見ているだけ。出来れば表紙を見たいが、その希望がかなわなければ背でもいい。今日どんな本が出たのか。おいしそうな本があったのか。この装丁は誰なのか。おやおや、この作家は久しぶりの新作ではないか。おお、それではいつか読むぞ。本を見ながらそんなことを考えているだけで、私はとても幸福な気分になる。
古本屋を歩きまわって本を探すのは面倒くさい。中味を読むのはもっと面倒だ。そのうえ読んだ本について原稿を書くとは論外である。出来れば外から見ているだけがいい。そうやって生活していけないものか、というのが私の若い頃の夢だった。
その第一志望の夢はいくら何でも断念して、その次に考えたのが本を読むだけで生活していく二番目の方法。これは日本読書株式会社という名称まで考 えたが、やはり実現困難で、仕方なく読んだ本について書くという第三志望に落ち着いた。それが椎名誠と始めた『本の雑誌』である。
~以上引用~
「自分がしたいことを仕事として成り立たせる」といっても、それが到底、人様の役に立ちそうもないことなら、やっぱり無理なのだ。
どーーーしてもやりたいことがあって、それで食っていきたい、という強い動機のある人が、パイオニアとなって、新たな仕事を創り出すこともあるが、それは特殊な例。
一般人は、結局、星の数ほどある仕事のうち、興味があって自分にもできそうだな、と思う仕事に落ち着くのだ。
で、「ま、好きな分野の仕事だし、それで食っていけるんだし、ま、いいか」と今日も平和に日が暮れていくわけだ。
僕は今、スポーツ関連の仕事をしている。
一度転職してからの仕事なので、時々以前の仕事と比較するのだが、圧倒的に今の仕事の方が楽である。
なんといっても、会社がものすごくルーズなのだ。
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ただ、スポーツは「あったらいいけど、なければないで、特に困らない」というものなので、今の仕事が世の中の風向きひとつでどうにでもなってしまうというぼんやりした不安をいつもかかえていなければならないのはキツイかな。
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自分には強さが欲しいのだ。
組織に依存せず、自立できる強さが。
仕事を、野生動物が狩をすることに例えるのは、自立願望の現われなのかもしれない。
でも、自立願望といっても、ホントに独立起業する度胸も才覚もないので、結局今のまま、なんだろうなぁ。
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【このブログについて】
スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。
【管理人について】
1971年生まれ 男
元陸上競技400mハードラー
メールはこちら
twa☆s256.xrea.com (☆→@)
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