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日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
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ブログ『日本はバルサを超えられる』に刺激を受けて、先日本屋で見かけて衝動買いした 「モウリーニョ どうしてこんなに勝てるのか?」 を読んでいます。
まだ全部読んでおらず、内容も未消化ですが、私が現在感じていることを書いておきます。

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私が思うに、「特化したフィジカルトレーニングは必要ない」というのは、あるレベル以上の身体能力を持っている人に対しての考え方なのではないでしょうか?

ある程度の身体能力を持っている集団(プロチームやナショナルチーム)に対しては、持久力や瞬発力といった個別の体力要素をターゲットにしたフィジカルトレーニングは必要がない、ということなのであって、
十分な身体能力が備わっていないプレーヤーには身体能力をアップさせる取り組みも必要ですよね。
そして、各体力要素を統合してパフォーマンスとして表現するのが『“力の流れ”を味方にする身体操作方法』なのではないでしょうか。
そして、そのパフォーマンスのベクトルを方向付けるのがPTP(戦術的ピリオタイゼーション哲学)なのかなと思います。

こんな例を考えてみました。

農村をイメージしてください。
水田があってため池があって用水が張り巡らされている風景です。

ため池は瞬発力や持久力といった「体力要素」
用水は体力要素を活かす「身体操作法」
水田は「ゲーム」
お米作りの技術は「戦術」
と考えます。

「特化したフィジカルトレーニング」はため池の貯水量を増やします。
「“力の流れ”を味方にする身体操作方法」を身につけることは、用水を整備することです。
「ゲームに勝つ」ことはおいしいお米を毎年安定して作ることです。

ため池にたっぷり水があり、用水も十分に整備されている環境では、いかにおいしいお米を安定して作るかの工夫に専念できます。
さらに水田を広げる必要があれば、必然的にため池も用水も拡充されます。
これが「フットボールに関するあらゆるフィジカル要素(持久力、スピード、パワーなど)もフットボール経由で鍛えられる」ということなのではないでしょうか。

「特化したフィジカルトレーニングは必要ない」というのは、ため池と用水だけ整備しても、おいしいお米が毎年とれるとは限らないよ、という意味なのだと思います。
でも、水の確保が不安定な土地では、まずため池と用水の整備という灌漑事業が必要です。これがフィジカルトレーニングです。

ただ、あくまでも灌漑事業(=フィジカルトレーニング)はお米作り(=ゲームに勝つ)のためのものであり、あくまでもおいしいお米の作り方(=戦術)の研究を第一に考えるべきだというのが、PTP(戦術的ピリオタイゼーション哲学)の骨子なのだろうと思います。

何はともあれ「モウリーニョ どうしてこんなに勝てるのか?」をよく咀嚼して読んでみたいと思います。
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スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。

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1971年生まれ 男
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