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日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
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走っているときに首を振って走ってしまう子のための練習法を思いついたので、メモしておきます。

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1歳3ヶ月のムスメが、首をフリフリして遊んでいる。
とってもかわいいので、僕も一緒にフリフリして笑っていたら気持ち悪くなってしまった。どうして子供って平気なんだろう。

ムスメは首をフリフリしながら、腕を首と反対の方向にイヤイヤしている。無意識のうちにバランスをとっているのだろう。
当然、僕も同じようにしなければ首をフリフリできない。
1歳の女の子はカワイイが、36歳のオッサンが腕を胸の前でイヤイヤしながら首をフリフリして笑っているのは異常である。

ここでフト思い出したのは、僕の指導している陸上クラブ(小学1~3年生対象)の”りん”のこと。
”りん”は小学2年生の男の子。
なかなか器用な子だが、走っていると首を振ってしまうのだ。
特に疲れてくると、首を振って左右の肩が大きく前後して上体がブレてしまい、脚が後ろへ後ろへと流れて、ドタバタしてしまう。
せっかく”りん”が力いっぱい走っても、地面に力が伝わっていないので、速く走れないのだ。
「首振るなー!走っていくほうを見ろー!」といつも注意している。

でも、もしかしたら・・・・・と思い至ったのは、
「”りん”は首を振っているから左右の肩が前後するのではなく、左右の肩が前後するから無意識に首を振ってバランスをとっているのかもしれない」ということだ。
彼の意識の中で”腕を振る”ことと”肩から腕を振り回す”こととが混同されているのかもしれない。
だとすると、「走っていくほうを見ろ」という指導は全くの的外れである。

そこで、思いついた練習法は次のとおり。

  • ヒコーキ走り
    両腕をヒコーキのように広げて、走る。
    胴体の向きや傾きを意識できるようになるのでは?
    胴体が捻れないので、股関節を動かさざるを得ないのでは?

  • トツゲキ走り
    両腕を前に伸ばし手のひらを合わせて、前に「突撃」するように走る。「ヒコーキ走り」と同様の効果が期待でき、さらに実際の走りに近づくのでは?

  • 小さく前に習え走り
    腕を「小さく前に習え」にして走る。「トツゲキ走り」よりさらに走りに近くなるのでは?

今度やってみたいと思います。

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スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。

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1971年生まれ 男
元陸上競技400mハードラー

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