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日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
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『バスケットボールにおける中腰姿勢の上手or下手』という記事で、「股関節を意識させ、そこから脚を動かすことを”あたりまえ”にしなければなりません。」と書きました。
今回は、骨の動きを意識するためのアプローチについて考えてみたいと思います。

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骨の動きを意識することは、スポーツに限らず、日常生活のおいても役立つことだと思います。
例えば『バスケットボールにおける中腰姿勢の上手or下手』で述べたように、胴体と脚との境目は股関節からだと知っていれば、腰の負担なども減らせます。
そのこと知識として知っているだけでなく、実際の動きとして実践するためにはどのようなアプローチがあるでしょうか。

僕は、スタティック(=静的)ストレッチが有効だと思っています。
一般的に行われているスタティックストレッチの効果は、筋肉の柔軟性の向上・運動前の筋温の上昇効果・運動後の疲労物質除去効果などが挙げられます。
もちろんそれを第1目的に行うのですが、その際、筋肉と骨や関節の関係に思いを馳せながら行うと、より効果が高まると思います。
というか、もともとストレッチのコツは「筋肉の始点と終点を離す意識で行う」ことですから、「どういう姿勢をとると、どこがどう伸ばされるのか」と考え感じながら行わなければなりません。
「筋肉の始点と終点を離す」ためには、筋肉と骨や関節の関係を考えざるを得ないのです。

ハムストリングスのストレッチの代表格である長座前屈を例にとって考えます。
地面に座って前屈をするイメージを図にあらわしました。

前屈A


脚を曲げるポイントが地面の上という意識を図に表したものです。
実際には背中から曲がってしまいます。
前屈B


本来の前屈姿勢です。
大腿骨は股関節からスタートしていますが、股関節は地面よりちょっと上です。
身体を支えているのは骨盤を形成している坐骨です。
末端の足側では脛骨が足関節に続いていますが、足関節も地面よりちょっと上です。
支えているのは踵骨です。

"B"で表したように、長座前屈は坐骨の下端(坐骨結節)を支点に骨盤を前に倒す動作です。
そうすると股関節は前に移動し、大腿骨・脛骨がそれに押され、足関節も前に出ます。足は踵骨を支点に前に倒れます。
それを意識するだけで、ずいぶん身体の動きが楽になると思います。

このように、静的ストレッチで身体との対話をしながら骨と筋肉と関節の関係について”感じる”ことで、身体の動きの意識づけと再教育(Reeducation)が可能だと考えています。

難しいのは、本人の”気づき”が目標であるため、個々の身体に対する感受性を高めなければならないことです。
”気づき”ためのアプローチは”誘導”であり、「こうしたらこうなるだろう?」とあんまり教えてはいけないと思うので、そこらへんのテクニックを磨かなければなりません。

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スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。

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