今回はそんな反省文(?)です。
頭ではそんなものあるはずない、と確かに考えているのですが、どうも心の中では「魔法のメソッド」との出会いを待っているような気がするのです。
こんなことを感じたのも、ブログ「日本はバルサを越えられる」に出会ってからです。
そのブログの内容は多岐にわたるのですが、何かこう、根底に揺るがない信念のようなものを感じました。
それがどういうものか、言葉で表すのは難しいのですが。
そして、以前からうすうす感づいてはいましたが、今ははっきりと認めざるを得なくなりました。
「自分にはコンセプト(Concept=構想)が無い」ということに。
マック式スプリントドリル・ウエイトトレーニング・初動負荷トレーニング・二軸動作etc.....
「おっ、なんか良さそう」と思ったものにいろいろ飛びついては次々に乗り換えていくという繰り返しだったように思います。
言わば、「練習ネタのコレクション」に終始していました。
もちろん、それが全て無駄だったとは思っていません。
それらをどう方向づけてゆくべきか、ということにようやく思い至ったのです。
先ほど、昨年受講した研修会の資料を読み返していて、気がついたことがあります。
資料には「対象に応じた筋力トレーニングのパーソナルプログラム作成」というタイトルがついて、次のようにメモしてありました。
ファンクショナルとノンファンクショナル
ノンファンクショナル=非機能性(ベースとなるもの・基礎体力)
適度な負荷を与え、週2~3回実施 回復時間が必要
単一の筋・単一方向・単一動作を意識
効果は数ヵ月後に現れる→やる気の持続が難しい
ファンクショナル=機能性(身体の使い方・力の出し方)
神経-筋レベルの再教育(Reeducation) 毎日実施可
関節-筋の連動性 らせんの動きを意識
効果はすぐに現れる→やる気がでる
そして、重要事項として、イラストとともにこう注釈が書き込んであります。
「ノンファンクショナルなトレーニングは水の量を増やすこと、ファンクショナルなトレーニングは蛇口を太くすること、どちらが優れているということではなく両方必要」
気がついたことというのは、こじつけかもしれませんが、今までやってきた「練習ネタのコレクション」はノンファンクショナルな勉強(=水の量を増やすこと)であり、これからやらなければならない「コンセプトを持つ」ことはファンクショナルな勉強(蛇口を太くすること)なのではないか、ということです。
さらにこじつければ、こんなことを考えるのも「邪魔しているものを取り除く」ことの一つなのだと思います。
スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。
【管理人について】
1971年生まれ 男
元陸上競技400mハードラー
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