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日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
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共働きの我が家は、部屋の掃除は僕の担当である。
掃除中、ベッドの横を通り過ぎようとした時、右足の小指を思い切りぶつけた。
「はぐっ・・・・・」としばらく悶絶。
落ち着いてから、ふと頭に浮かんだこと。

拍手[1回]


キッズ陸上クラブで、ミニハードルを使ったドリルなどをやると、ハードルをほとんどひっかけられてしまい、練習にならない。コーチたちが右往左往して飛び散ったミニハードルを元に戻さねばならない。
どうやら、ハードルの行く手を遮るような形状が良くないようだ。
またぎ越さねば、という心理が過度に働くのか、必要以上に脚を上げたりしてしまう。
その時、つま先をひっかけてしまうのだ。
本来、ミニハードルでは「上げた脚を素早く下す」ことを意識させたいのだが、「ひっかけないように」ということに注意が集中してしまう。

そこで、ミニコーンをハードルの代わりに置いて、それを倒さないように走り抜ける、というやり方をすると、コーンはほとんど倒れない。
体はコーンの上を走り抜けてはいるが、足先の軌道上にコーンがないためか、ひっかけそうだという心理があまり働かないらしい。
それでいてリズムをコントロールするための適度な意識付けになっているようだ。

その証拠に、ミニハードルを並べて、「倒さないように走り抜けてみよう」というと「えー!」「ムズーイ!」という声が上がるが、ミニコーンの場合は「は?簡単すぎ・・・」という感じのリアクションである。
そのため、コーンの距離に応じて歩幅やリズムを調節する、ということに集中できるようだ。

それがベッドに足の小指をぶつけることとどう関係があるのか。
僕が思ったのは、足先の軌道まで正確にコントロールするのは難しいということである。
もちろん、それに意識を集中すれば可能だ。
たとえば、扇風機の風量を寝ころんだまま足の指で調節するとか・・・・。
しかし、動きながらとなると、難しい。
その結果が、「はぐっ・・・・」なのだ。

ミニハードルはあの高さがクセモノである。
小学校低学年にはちょっと高さが高めなのかもしれない、ということもあるのだろう。
だが、高学年や中学生でも、ミニハードルを並べるだけで、ぎこちない動きになってしまう子もいる。
ヘンなところに注意を奪われてしまっては、何をやっているか分からなくなってしまう。

くどいようだが、動きの中で足先の軌道を正確にコントロールするのは難しいのだ。
ミニハードルやラダーやスティックなどの器具を使う場合は、取り扱いが難しいということを意識しておいたほうがよさそうだ。
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スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。

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1971年生まれ 男
元陸上競技400mハードラー

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