日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
「ピッチとストライド」という記事を書きましたが、よく読み返していたら、なんだかおかしい部分があることに気がつきました。
「ストライドを伸ばすということは、一歩の飛距離を伸ばすことです。
ピッチを上げるということは、キックの時間を短くすることです。
つまり、できるだけ短時間に強くキックして、前方に大きく跳ぶということが速く走るということなのです。」
というところが、どうにも違和感があります。
今回は、それについて、もう少し整理してみます。
「ストライドを伸ばすということは、一歩の飛距離を伸ばすことです。
ピッチを上げるということは、キックの時間を短くすることです。
つまり、できるだけ短時間に強くキックして、前方に大きく跳ぶということが速く走るということなのです。」
というところが、どうにも違和感があります。
今回は、それについて、もう少し整理してみます。
”ピッチ” は ”キックに要する時間” ではなく ”1秒間の歩数” なのです。
従って、ピッチを上げることとキックの時間を短くすることとは、イコールではありません。
”1歩に要する時間” を短縮しなければ、ピッチは上がりません。
また、ストライドは、一歩の飛距離だけでなく、接地中に身体が移動する距離も含まれます。
これらが未整理のままだったので、違和感があったのです。
1歩の歩幅は、接地期距離+滞空期距離 です。
※接地期距離は接地から離地までの、滞空期距離は離地から接地までの身体重心の移動距離
また、1歩に要する時間は、接地時間+滞空時間 です。
接地期距離・滞空期距離・接地時間・滞空時間
この4つが、走るスピードを規定する大きな要因です。
そして重要なのは、そのバランスなのだろうと思います。
従って、ピッチを上げることとキックの時間を短くすることとは、イコールではありません。
”1歩に要する時間” を短縮しなければ、ピッチは上がりません。
また、ストライドは、一歩の飛距離だけでなく、接地中に身体が移動する距離も含まれます。
これらが未整理のままだったので、違和感があったのです。
1歩の歩幅は、接地期距離+滞空期距離 です。
※接地期距離は接地から離地までの、滞空期距離は離地から接地までの身体重心の移動距離
また、1歩に要する時間は、接地時間+滞空時間 です。
接地期距離・滞空期距離・接地時間・滞空時間
この4つが、走るスピードを規定する大きな要因です。
そして重要なのは、そのバランスなのだろうと思います。
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プロフィール
【このブログについて】
スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。
【管理人について】
1971年生まれ 男
元陸上競技400mハードラー
メールはこちら
twa☆s256.xrea.com (☆→@)
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