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日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
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2歳の娘が、廊下で「よーい、ドン!」といって走って遊んでいる。
「よーい」の姿勢は、左脚と左腕が前の「半身」である。
それをみて、僕は「ああ、やっぱりなぁ」と独り納得していた。

拍手[3回]


娘は、「よーい」で左腕左脚を前に構え、「ドン」で前に倒れるように左脚を一歩踏み出す。
つまり、右脚で最初のキックをしているのだ。

スピードスケートのスタートのように、最初に重心をグイッと押すのは後ろの脚だ。
後ろ脚で押すのと同時に前脚を出す。だから、スタンディングスタートは「半身」の姿勢が最も自然なのだと思う。

通常、左脚が前だと、右腕を前に出して構えるように「矯正」されてしまうが、それは「反対側の腕と脚が前に出るはず」という思い込みでしかない。

だが、右腕左脚が前、という方法もある。

右脚が後ろにあるので、最初に押すのは右脚だが、その直後に右脚と左腕を前に引き出す反動を利用して左脚で押す。
より、重心の加速を強める方法である。

僕の娘の話に戻る。
娘は自然に身体を動かしているだけだ。
そこには「こうあるべき」という意識がない(と思う)。

考えてみれば、何もできない生まれたての赤ん坊のころから、
寝返り→うつ伏せ→ずり這い→ハイハイ→つかまり立ち→2足歩行
というように、自分の力で身体操作法を模索してきたのだから、身体の扱い方に関しては、感覚的にわかっているのだと思う。

「五感は誤らない。謝るのは判断である。」というゲーテの言葉があるそうだ。
理屈を並べることと科学的なこととが混同されがちだが、「科学的」というのは「普遍性があって客観性があって再現性があること」である。
「これこれがこうだから、こうであるはずだ」という、理屈の積み上げも大切だが、もっと自分の五感を信じてみるのも良いのかもしれない。

走ることに関して言えば、「速く走れる走り方が良い走り方」なのであって、「良い走り方をしたら速く走れる」のではないと思う。


結局は同じことなのかもしれないが、辿るプロセスは全く違うのだ。
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【このブログについて】
スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。

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1971年生まれ 男
元陸上競技400mハードラー

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