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日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
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僕の指導している陸上クラブにYさんという女の子がいる。
現在10歳・4年生。
3年生の3学期半ばからキッズ陸上クラブに入会し、4年生になるとカテゴリーが変わって別のコーチの指導のもとでトレーニングしており、僕はほとんど直接指導していない。
その子は市の大会でも上位入賞できるレベルの力を持っているのだが、「もう一歩」という印象を受ける。
先日行われた市の大会では、1000mに出場し、同学年のチームメイトに10秒の差をつけられてしまった。

まだ小学4年生なので、好きなようにのびのび走ってくれるのが一番なのだとは思うけど、タイムを向上させるとしたら、今後、どういう意識を持ってトレーニングしたらよいかということについて考えてみる。

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Yさんのベストは、100m 15秒7、1000m 3分35秒、走り幅跳び 2m96cm。

100mも1000mも、「大きな走り」と言えば恰好よいが、一歩一歩グイーングイーンと「間延び」している。
それが今のところのYさんの走りなので、無理に矯正しない方がよいと思うのだが、少し意識を変えるとしたら、「リズムを早く」ということだろう、と担当のコーチとも話している。

キッズ陸上クラブでは、「大きく伸び伸びと走る」をキーワードにしている。
だがそれは、速く走るための体の使い方を覚えるためにそうしているのであって、年代が上がるにつれ、少しずつリズムを早めてゆかなければなければならないと考えている。

空中にいる時間が長すぎるというのが、僕の印象。
次の脚をつくリズムを、今のイメージよりも早めてみてはどうだろうと思う。
脚をシャカシャカ無理に早く動かすのではない。
前に跳び出したら、すぐに次の脚を接地するというか。
次・次・次・・・・・と「次の脚」をどんどん前に出すというか。
そんな感じで、いろいろなリズムを試してみたら良いと思う。

短い距離でペースを上げたテンポ走などが良いのではないかな、と思うのだが、本人は長い距離を走っているのが好きらしく、リズムを速く走るのがどうも苦手らしい。

様々な距離を様々なリズムやペースで走れるように、これからも経験を積んで欲しいと思う。
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【このブログについて】
スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。

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1971年生まれ 男
元陸上競技400mハードラー

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