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日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
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最近、『遊びの要素をもったトレーニング』・『トレーニングの要素をもった遊び』という言葉を思いつき、それについて考えています。

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私が子供たちに与えているメニューは『遊びの要素をもったトレーニング』です。
より集中して行えるよう、ゲーム性を持たせたりしていますが、トレーニングとしての意図を必ず持たせるように心がけています。

それに対して『トレーニングの要素をもった遊び』とは、あくまでも「遊び」です。
「遊び」とはそれそのものを楽しむことであり、自分で考え、自分で行動し、自分で責任をもつものです。
それが身体を激しく使うものであれば体力も向上するのでしょうが、目的はただ純粋に遊ぶことです。

この2つを混同することなく、子供たちにしっかりとした意図をもったトレーニングメニューを与えることが、私の役割だと考えています。

ところが、子供達には当然、そんな意識はなく「楽しく身体を動かしたい」という欲求があるだけです。
それに流されず、拒絶せず、「楽しく身体を動かす」中にこちらの意図をいかに織り交ぜるか、というところが指導者としての腕なのかなぁ、と考えています。

さらに、「いつのまにか技術や体力がアップした」というだけでなく、「こうしたらこういう結果になった」というように、子供たち自身に過程がわかるようにして、トライアンドエラーの楽しさを実感できるようにすることも大切だと思うのです。

”指導者としての引出し”が豊富であるということは、現場で使えるネタをたくさんストックしてあるということではなく、手持ちのネタを自在に応用変化させられることだと思います。

『遊びの要素をもったトレーニング』・『手持ちのネタの応用変化』
今はそれを意識して、指導現場で悪戦苦闘しています。
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スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。

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1971年生まれ 男
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