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日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
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仕事のことであるが、先日、本社の若い者にちょっと感情的な部類に入るメールを送ってしまった。
毎月本社に提出している報告書のことで、あまりにも細かいことをいうものだから、つい。

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とにかく、あれこれ報告しろとうるさい。
で、彼の言うことで、一番気に入らなかったのは、「報告されないことはなかったことと同じ」という言葉だ。

ということは、報告書の記載事項が少ないと、仕事をしていないことになるのか?
報告書にびっしり書いてあれば、忙しい職場だと思って増員してくれるのか?

なぜこんなことを書くのかと言うと、僕のスポーツ指導の現場でも同じことが起こっているからだ。
子供たちを指導していても、いろいろな子がいる。

なんでも一生懸命にやる子。
すぐにふざける子。
テキトーにやる子。
楽しそうにやる子。

良くも悪くも目立つ子は、名前や顔をすぐに覚え、何かと声をかけることが増える。
でも、一番気にかけてあげなければならない子は、目立たない子だと思う。

キッズ陸上クラブでも、なかなか顔と名前と一致しない子がいる。

ふざけもせず真面目に一生懸命取り組んでいるが際立って能力が高いわけでもない、という子を、もっと気にかけてあげなければならないと常々思っている。

本社の若造の言った、「報告されないことはなかったことと同じ」というのは、裏を返せば、「報告されていないことは関知しませんよ」ということではないか。

しかし。

表現されないことでも、「ないのと同じ」ではない。
断じて違う。
目立たない子にも様々な想いがあるはずだ。

タイムは人それぞれだ。まじめに練習しない子でも、記録会では良いタイムを出す子もいる。
まじめにやっている子が、そういう子よりもタイムが伸びないと、自分の指導力の無さを罵りたくなる。
でも、せめて、「クラブに入ってよかった」と思ってもらえるような指導をしたい。
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【このブログについて】
スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。

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1971年生まれ 男
元陸上競技400mハードラー

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