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日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
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先日のキッズ陸上クラブで、面白いことがありました。

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「追いかけっこリレー」という人気種目があります。
小さめのトラックを作り、2チームの対戦形式で、半周差でスタートし、相手に追いついた方の勝ち、というものです。
「追いつくまで」なので、両チームの力が拮抗していると、果てしなく続きますが、へとへとになっても走っています。(こちらの記事を参照してください)

ところで、この間の「面白いこと」というのは、このリレーであったハプニングです。

その時は、フィールドの芝生の上で、マーカーで15m四方くらいの四角形を作り、それを使って「追いかけっこ」リレーをやっていました。
マーカーは4隅に置いただけでした。

1年生のTくんが、なんと、何のためらいもなくショートカットするのです。他にも、マーカーの内側を走る子が結構いました。
ルール説明の時、しつこいくらいに何度もぐるぐる走って見せ、「ここを走るんだよ!このマーカーから内側に入ってはだめなんだよ!」と示したつもりだったんですが、どうやらよく分かっていなかったようなのです。

いつもなら、サッカーのライン跡があって、センターサークルを利用してやるのですが、今日は人数が多かったので、4チームに分けてやるため、トラックが2つ必要でした。
そのことから、マーカーを4隅に置いた四角形のトラックを作ってみたのですが、そんなことが起こるとは思いもよりませんでした。

センターサークルでやっているときは、ショートカットなどはありません。
子供にとって、マーカーを置いただけの「仮想のライン」はわかりにくく、「実線」はわかりやすいということなのですね。

マーカーを置いてジグザグに走るスラローム走などでも、特に混乱はないのですが、今回のような「境界線」は、はっきりクッキリ、「実線」で示さなければならないようです。

マーカーを置くなら、もっと数を用意し、もっと間隔を狭く置かなければだめだったのでしょうね。

なんでもない笑い話ですが、小さい子を指導する上で、とても重要なことを学んだような気がします。

「とにかく具体的であること。」



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スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。

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1971年生まれ 男
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