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日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
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言葉の選び方の問題ですが、走りにおける「ピッチ(歩/秒)」を意識する際、どの言葉がいいのでしょうか?

拍手[2回]


以下、goo辞書(国語辞書)より引用

ピッチ [pitch]
(1)同じことを続けて行う場合や一定の間隔で繰り返して行う場合の速度や回数。はやさ。
(2)ボートで、一定時間内にオールを漕ぐ回数。
(3)走法や泳法で、一定時間内に足や腕を動かす回数。また、その速度が速いこと。
(4)野球で、投手が球を投げること。ピッチング。
(5)音の高さ。音高。高低。
(6)プロペラ・スクリューなどが一回転したときに進む距離。
(7)ねじが一回転したときに進む距離。ねじの山と山との間の長さ。
(8)歯車の歯と歯の間の長さ。
(9)登山で、休憩から休憩までの区間。また、岩登りで、一つの確保点から次の確保点までの間。
(10)ボウリングで、ボールの中心部に対して、指穴の方向がつくる角度。
――を上げる  動作の間隔をつめて速く行う。また、能率を上げる。

リズム [rhythm]
(1)周期的に反復・循環する動き。律動。
(2)運動・音楽・文章などの進行の調子。
(3)詩の韻律。
(4)音楽の最も根源的な要素で、音の時間的進行の構造。時代や民族によって違いがみられる。一定の時間量を規則的に下位分割する拍節リズム、異なる拍子を組み合わせてより大きな構造を作る付加リズム、音の長さに単位のない自由リズムなどがある。節奏。

テンポ [ (イタリア) tempo]
(1)進み具合の速さ。
(2)音楽で、その楽曲に指定された速度。

以上、引用

ちなみに僕は「リズム」が一番しっくりくるような気がする。

8歳になった僕の娘が、ピアノの練習をしているのを見て、そう思った。

メトロノームをカチカチさせて何度も繰り返し弾いている。
だんだん、メトロノームと合わなくなってくる。
自分の曲のイメージと、楽譜で指定されたテンポとズレがあるのだ。
娘は娘なりに、ズレを修正しようとしているのか、行き詰ると、めちゃくちゃ速くその曲を弾いたり、2歳の妹を無理やり連れてきていろいろな童謡をいろいろなテンポで弾いて聞かせたりしている。

走るのも音楽も一緒だな、と思う。

ヒトが走る時のピッチは、子供もそんなに大人も変わらないそうだ。
1秒間に4~5歩。
身体の構造上の都合かもしれないが、僕は、それは身体に刻まれた「リズム」だと思うのだ。

「ピッチ」を速くすることだけを意識してやみくもに脚をシャカシャカ動かしても、また逆に、ストライドを伸ばすことだけを意識してグイーングイーンと走っても、「リズム」は生まれない。

それぞれの種目(=曲)にそれぞれのリズムがあり、走者(=奏者)がそれを自分の個性で味付けして表現する。

それをうまく表現できるようになったとき、速く走れるようになるのだと思う。

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スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。

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