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日常生活やスポーツにおける身体の使い方について、いろいろ考えたことを整理してしばらく寝かせておくためのブログです。
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「ひとり学際日記」という、僕がちょくちょく覗きにいっているブログに「負けなかった戦い…」というエントリが掲載された。

その内容について、いろいろ考えてしまったものだから、ここに書き留めておく。
(ブログの批判ではなく、あくまでも自分の考えを書き留めたものである。)

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エントリの内容はこちら(http://d.hatena.ne.jp/moriyasu1123/)を読んでいただくとして、僕がひっかかったのは「身銭を切る」という言葉。

以下、「ひとり学際日記」より引用
斯界では、様々なニーズにふさわしいプログラム(コーチング)を有償で提供するため、それを提供する指導者やスタッフをボランティアではなくプロ化 し、受益者が負担する会費やサポートによってそのコストを賄うという「形」が目指すべき方向性として打ち出され、「ビジネス(等価交換)モデルとしてのス ポーツ」がそこかしこで展開されている。

しかし、スポーツというのは本来自分に利する(楽しむ)ものであり、それを「教えるこ と」は本質的には「おせっかい」であり、それでもスポーツを教えたい人間は「身銭を切る」ところから始めるというのがまずもっての「形」なのではなかろう か(身銭とは「応分の負担」という意味である)。
指導者は確かに、好きでやっている。 それは間違いない。
お金が欲しいなら、スポーツの指導などよりもっと儲かりそうなことがたくさんある。
自己満足である。そう「他人のために」という自己満足。
ブログ主曰く、「おせっかい」である。
だが。
それと指導者に「身銭を切れ」ということとは、全く関係がないのではなかろうか。

言われなくても指導者は身銭を切っている。
「身銭」といっても、金銭的負担だけでなく、時間的・精神的・肉体的負担も相当なものである。
「だってアンタが好きでやってんでしょ?」と言わないでほしい。
繰り返すが、自己満足でやっているのは確かだけど。

親がなぜ、金銭的・時間的・精神的・肉体的な「身銭」を切らなければならないか?と考える人も多いだろう。
そういう負担を負わない方法も無いくはない。
練習も試合も子どもたちだけでやらせるのだ。
ユニフォームなんて揃えない。
会場の確保も整備も審判も全部子どもたちがやる。
そうすれば親の負担もないし、子どもたちの自主性は育つし、言うことはないのではないか。

だが現実にはどうか。
子どもたち同士のセルフジャッジの試合を、親たちは微笑んで見ていられるだろうか。
試合ともなれば、きちんとした審判にジャッジしてほしいのではないか?
近所の草ボウボウの町営グラウンドという名の空き地より、多少遠くても、しっかりしたグラウンドで練習や試合をさせたいと思っているのではないか?
大人の指導者にちゃんとした指導をしてほしいと望んでいるのではないか?

その望みを実現するときは、親自身が身銭(=様々な負担)を切らなければならないのだ。
誰かに指導や審判を頼むとすれば、まるっきりタダというわけにはいかず、交通費くらいは出すだろう。
暑い中審判を買って出てくれた人には、お茶の一杯も出すものである。
子どもたちが自力で行けないようなグラウンドで活動が行われるなら、そこまで誰かが連れて行ってやらなければならない。
それができないのなら入部お断り、というのはちょっと極端だとは思うが、そういうことをする気がない人はクラブに入るのは難しいかもしれない。

そういう風潮には反対だが、それでも子どもにスポーツをさせたい、と考えるなら、2つ方法がある。
ひとつは、先ほど触れた「やりたい子どもが勝手にやる」という方法だ。
そしてもうひとつは、自分で理想のクラブを立ち上げるという方法なのだが、それにはまず、相当な「身銭」を切らなければならない・・・・。

スポーツは自発的活動なのだから、当事者が身銭を切って楽しむべきものだ、という考えは賛成だ。
ただ、「当事者」とは、指導者のみならず、会員である子どももその親もそうである。
また、「身銭」とは金銭的負担だけでなく、肉体的・精神的・時間的な負担も指すのだと思う。
いくら指導者が自己満足でやっているとはいえ、それらの負担のすべてを負いきれはしないのだ。

いずれにせよ、スポーツ活動は「タダ」ではできない。
いろいろな意味でのコストがかかるのだ。
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【このブログについて】
スポーツのパフォーマンス向上や活動的な生活を送ることを目指して、身体の使い方やその関連の事柄を研究します。そして、その過程をブログというメディアに残してゆくことで、何かの足しになればと思っています。

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1971年生まれ 男
元陸上競技400mハードラー

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