「速さ」とは

以前、「速く走るにはどうしたらよいですか？」というエントリを書いた。
速く走るとはどういうことか、について自分なりにまとめたものである。
さらにシンプルに、「剣は瞬息」のように、「速さ」を一言で言うとすれば、どう言えばいいのか。

速さとは「開始から終了までの所要時間」のことである。

陸上競技でいえば、「開始」とはスタートのピストルが鳴った瞬間、「終了」とは『胴体（トルソー：頭・首・腕・脚・手・足を含まない部分）がフィニッシュラインのスタートラインに近い方の端の垂直面に到達した瞬間』（ルールブックより）を言う。

「速く走る」とは、スタートの反応を良くする・スムーズに加速する・トップスピードを向上させる・後半の減速を抑える・・・・などを総合的に改善し「スタートからゴールまでの移動にかかる所要時間を短縮する」ことである。

すなわち「速く走る」とは「なるべく早くゴールに着く」ことである。

「当たり前だろうが・・・・・」とあきれられるかもしれないが、僕は、こう考えることによって、ずいぶんとシンプルに走りをとらえられるようになったと思う。